第2回教室『学び合い』フォーラム2006感想

フォーラムの感想(抜粋)

2006年

1.基調講演「子どもに『人間力って何?』と聞かれたら,どう答えますか?」について

○ もっと長く聞きたかったです。
○ 普段から著書やHPで語られていることを肉声で聞くことができうれしい思いでした。「人間力って何?」の1つの答えがわかって、1つ安心。しかし、その答えはまだあるんだろうなと思いました。
○ 本日は人間関係を築く力を教わりました。私は+アルファー、学力や道徳性などの総合力だと思います。
○ 内容は悪くない話だった。ただ、臨床教科教育学会の言うところの「学び合い」とは何なのか、明確にしてから話し始めるとよかった。初めて参加した人は「学び合い」の概念がわかりづらいと思った。

2.パネルディスカッション「『学び合い』ってそんなにいいの?」について

○ 現在1クラス21~25人くらいの学校にいるので、すごく教えやすいのか(一斉授業)と思っていましたが、お話を聞いて学び合いを積極的に取り入れてみたいと思いました。
○ 私事ですが、勝先生の話が聞けたことが印象的でした。昔(小5の頃)テレビで見て、大変印象深かったので。
○ 4人の先生方の生の声が聞けて、時間があれば、一人一人の先生にじっくりお話を伺いたかったです。
○ 小中高と校種の違う4人の方のお話で、様々な場面での「学び合い」の生の声が聞けてよかったです。
○ 学び合いの原点を再確認できました。
○学級経営における人間関係作りに大変興味があります。"人間関係を築くこと自体が学びあい"ということに共感しました。
○本当はいろいろ話して聞きたいことがありました。遠慮してしまったので次回是非聞いてください。学びあいは教科単体でするのは難しいです。学校生活全体で取り組めるのは小学校担任ですね。
○学びあいの基盤としての人間関係作りという捉え方は納得しました。
○以前より、話し合いが重視されなくなってきたと感じていました。でも、私が小学生の頃を思い出すと、話し合いをよくやり、積極的に授業に参加しようと思っていたことを思い出しました。ただ、教師になり自信がなかったりで、話し合いから遠ざかっている自分を反省し、前向きに頑張っていきたいなと思いました。今日はいい刺激をいただきました。ありがとうございました。
○もう少し積極的な意見交換をしていただきたかった。
○とても「学び合い」の持つ価値が含まれた意見だったと思う。
○高校で教えているので、高校の両先生方がおっしゃることがよく分かりました。卒業後の進路実現を目標とすると、なかなか「はっきりと分かる学び合い」というのは取り入れづらいと思うのですが(特に進学校の国数英は)、皆で同じ目標に向かう姿勢を見せ合うことも学び合いなのかなぁと考えていました。どうなんでしょう?接し合いや話し合いがないと「学び合い」とは言えないのでしょうか?

3.公開ゼミについて

○本で読んでいたことが実際の子どもの姿を通して語られていて、とてもよかった。学び合う教室の姿を理解するのにとても役に立った。
○小学校なので、中学校の教科担任制での学び合いが聞きたかったのです。第3分科会で少しつかめました。
○教師一人ではやはり教えるのに限界があると思いました。今後実験のさせ方や学び合いを工夫していきたいと思います。
○西川研の先生、上教大の院にいらした先生の考え方はぶれていなくてすばらしいなあと思いました。見習いたいです。
○自分の授業を振り返る機会になりました。明日からの学校生活に役立てたいと思いました。(笑顔で授業!!)
○色々な技術を学べました。
○同感できるところ、できないところがあり大変学習になった。
○「子どもが楽しく動くこと」と「子どもがある単元を理解すること」はつながっているが、全く同じではない。経験をどう思考力に結びつけていくか、知りたい。学び合いと言っても、結構先生方の説明が長いのだということを感じた。(ビデオを見て)